においいりす (匂イリス)
| 学名 |
Iris florentina (I.germanica var.florentina) |
| 日本名 |
ニオイイリス |
| 科名(日本名) |
アヤメ科 |
| 日本語別名 |
ニオイアヤメ、シロバナイリス |
| 漢名 |
香根鳶尾(コウコンエンビ,xianggenyuanwei) |
| 科名(漢名) |
鳶尾(エンビ,yuānwěi)科 |
| 漢語別名 |
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| 英名 |
Orris, Florentine iris |
| 2009/04/30 薬用植物園 |
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| 辨 |
俗に、「いちはつ」と呼ぶことがあるが、イチハツとは異なる。
Iris germanica は、ドイツアヤメ。
アヤメ属 Iris(鳶尾 yuānwěi 屬)の植物については、アヤメ属を見よ。 |
| 訓 |
種小名は、イタリアのトスカナ地方で栽培することから。
英名 orris は、iris の転訛かという。 |
| 説 |
地中海地方原産。 |
| 誌 |
古代エジプトにはトゥモスⅢ(1505B.C.-1447B.C.)がシリアから移入したといい、カルナック神殿「植物の間」に浮彫されているという。
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ヨーロッパでは、根茎を orrisroot と呼び、香料・薬用にする。
根茎を乾燥・粉末化し、これを蒸留してオリス・コンクリート orris concrete を作り、高級なフランス香水などに用いる。 |
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